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『天璋院篤姫』を読みながら

ここ数日、会社帰りの電車の中で『天璋院篤姫』(宮尾登美子著)を読んでいます。いまちょうど上巻を読み終わって、下巻に入ったところ。想像していたよりも面白いです。主役の篤姫の生き方や考え方に共感できるところが多いからでしょうか。NHK鹿児島放送局の「篤姫」ページを参照して、キャストを思い浮かべながら読むのもまた楽しい。そういえば、NHKドラマホームページの「篤姫」放送前情報のページもようやく更新されて、堺さんの名前がトップに。この文字を眺めているだけでうれしいんだから、もはやビョーキですね(笑)。
さて、『天璋院篤姫』の中に、思わず堺さんが演じているところを想像せずにはいられない、お気に入りのシーンがあるので、ちょっとだけご紹介します。婚礼の夜の寝間での場面です。(内容を知りたくない方は読まないで下さいね。)


枕元の燭台に照らされた家定の顔を、そのとき篤姫ははっきりと見たが、さきほどの初印象よりはさらに青白く、痩せて小さく、いまにも倒れそうなほど脆弱であった。
「御台よ」
と呼びかけ、
「今宵はゆっくりと休まれるがよい。婚儀というのは疲れるものじゃ」
というと南側の、へりを金襴でとった、緋裏白羽二重の自分の蒲団に入り、肩まで夜具を引きあげて、じっと篤姫を見た。
それは小犬があたたかい犬小屋に戻り、安堵してこれから寝(しん)に就こうとしている姿に似ていて、篤姫はふっと心さそわれ、目と目が合ったとき、思わずにっこりとした。
家定も釣込まれて頬をゆるませたが、途中引きつったような顔になったと思うと、くるりと寝返りを打って、背を向けてしまった。
それが篤姫には少しも不快ではなく、むしろ、
「上さまって、何てかわいらしいお方」
と思いながら、自分も北側の寝床に入り、足をのばした〈以下略〉
(宮尾登美子著『天璋院篤姫(上)』より)

この小犬のように蒲団から首だけを出してじっと篤姫を見つめている場面、かわいらしくないですか? ぜひ脚本に入れていただきたいものです。この家定という人物、身体虚弱ですぐ気分が悪くなったり、すぐさめざめと涙を流したりするけれど、決して愚鈍ではなくある種の鋭い嗅覚を持った人物として描かれています。それに、この孤独で体の弱い将軍を心から気の毒に思い、一生懸命支えようとする篤姫がすばらしいんですよ。原作を読んだことで、大河ドラマに対する期待はますます高まりましたね。いや~楽しみー!(ノ≧∇≦)

余談ですが、著者の宮尾登美子さんのプロフィールを拝見して、宮尾さんと同じく高知市生まれで、県立高等女学校卒業の祖母のことを思い出しました。私が20歳のときに他界しましたが、先日紫綬褒章を受章した某演歌歌手のファンでした。胃全摘の大手術のあと麻酔から目覚めて最初に言った言葉が「○○さんの公演予約してあるから連れて行って!」。祖母の“ファン魂”は確実に私に受け継がれているなあと…(笑)。

*「篤姫」に関連しておまけの情報を一つ。2008年2月19日(火)~4月6日(日)まで江戸東京博物館で「天璋院篤姫展」が開催されるそうです。大河ドラマ「篤姫」と連動した企画のようですので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

| 篤姫 | 21時57分 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

はじめまして

初めてコメントさせていただきます。

篤姫の引用してらしたシーン、本当にぜひやってほしいですよね!
原作の家定の設定はぜひ生かしていただきたいものです。

小犬のような...のくだり、ツボが同じだったのでついつい書き込ませていただいてしまいました。
またよろしくおねがいしまーす。

| quimico | 2007/11/24 19:08 | URL | ≫ EDIT

>quimicoさま
初めまして! 同じように感じた方がいらっしゃるとわかって、とてもうれしいです。
堺さんの演じる家定、単に病弱で変わっているというだけではなくて、原作にあるようなかわいらしさが出るといいですね。NHKドラマホームページにある記述も、家定の境遇に同情的な書き方ですし、きっとおもしろい役になるだろうと思っています。
これからもよろしくお願いします。

| えんみち | 2007/11/25 00:10 | URL | ≫ EDIT

同感です

そこ!
私も同感です!!読みながらまた妄想しちゃいましたよっ!
それに、この可愛い家定様がいきなり癇癪(?)起こしてしまうところを堺さんがどう演じられるのか、楽しみだったり・・。この辺は脚本次第になってしまうんだろうな、、とか思いますけど・・。鹿児島放送局のページを見ても、家定様との期間の扱いは少なそうですし・・・。

| 雪松 | 2007/11/25 01:08 | URL | ≫ EDIT

>雪松さま
こんばんは! 同感していただいて、すご~くうれしいです。
そういえば、雪松さんも先日小説の記事を書いていらっしゃいましたね。
弱々しい身体つきはまあいいとして(!)、確かに発作を起こしたり、さめざめと泣いたりするところ、どうやって演じられるんでしょう。想像がつかないけど、ちょっとワクワクしてしまいますね。
堺さんの出演期間ができるだけ長くなることを祈るばかりです。

| えんみち | 2007/11/25 01:44 | URL | ≫ EDIT

妄想が…

原作にはこんなシーンがあるんですね。
堺さんとあおいちゃんで想像して、楽しませてもらいました♪怪しい自分…。
堺さんの家定が見られるの、まだまだ先ですね。待ちきれませんー(涙)

| よしあー | 2007/11/26 15:43 | URL | ≫ EDIT

>よしあーさま
みんな想像していますよ、きっと(笑)。でも私、将軍姿を想像しようとすると、なぜか今井朋彦さん演ずる徳川慶喜(カマキリ将軍)になっちゃうんですよね。「違うって」と突っ込みながら妄想を打ち消す、怪しい自分…。
原作の家定って相当弱々しい身体つきなんですが、堺さん、役づくりとかするんでしょうかねえ?

| えんみち | 2007/11/27 01:24 | URL | ≫ EDIT















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