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新選組!

大河ドラマ「新選組!」、ようやく最終回まで見届けました。5月中旬頃から週1~2枚のペースでレンタルして、ほぼ2ヶ月かかりました。なんともいえない充実感があります。初めのころは、堺さんの出演シーンが終わってしまったら見る気が失せるのではないかとか、「新選組!」で初めて堺さんを見たとしたらファンになっただろうかなどと、今思うとしょうもないことを考えておりましたが、すべて杞憂に終わりました。いま私の中では、山南さんが文句なく堺さんのベストキャラです。

以下、ネタバレあり。


32話「山南脱走」、33話「友の死」を続けて観たときは、これまで一緒に観てきたジャッキーとともに号泣しました。切腹することはあらかじめわかっていたはずなのに、だんだんと追い込まれていく状況に心が苦しくなり、すべての運命を受け入れたような山南さんの表情に涙が止まりませんでした。ただ、私が当初想像していたような、周囲と孤立した状況でのさびしい死ではなく、何とかして生きさせようと仲間たちが懸命に画策する中で自らが選んだ死であったことに非常に救われました(だから、その分余計に泣けてしまったわけですけれど)。
この回を観た後の数日間は、胸にぽっかりと穴の空いたような状態で、ふと気がつくと旅姿で微笑む山南さんの姿がまぶたに浮かび、途方もなく切ない気持ちに…。はっきりいって仕事が手につきませんでした。゜゜(´□`。)°゜。ワーン!!

三谷幸喜さんの脚本、よくできていました。たとえば、「友の死」の回のラストシーン。空気の読めない伊東甲子太郎のエピソードを挿入することで、その後の近藤と土方の号泣シーンをより感動的にさせるあたり、細かく計算されているなあと思いました。大河ドラマらしく重厚でオーソドックスでありながら、情勢がどんどん厳しくなる中でも明るさや笑いの要素を残していて、観る者に最後まで希望を与えてくれたように思います。一度として飽きることがありませんでした。
また、演出も凝っていましたね。山南さんが意見の違いで悩み始めたころ、羽織の色が薄い緑に変わり、そしてあずき色になっていきました。周りとの不調和を羽織の色で表していたのでしょうね(本当の山南敬助は本代にすべてお金を使ってしまい、着る物にはまったく頓着しない人だったらしいですが)。

これだけ内容の濃いドラマの感想を簡潔にまとめるのは至難の業ですので、私なりのベストシーン(山南さんのみどころ)をランキング形式で以下に挙げたいと思います。

第10位 第15回 「行くか、残るか」
試衛館の面々は近藤の下、まとまって京残留を決定するが、山南だけは白河や山岡とのつながりも深く、京残留を躊躇する。「行くか、残るか」迷う山南。そしてついに「私も残ることに決めました。人を信じない人間に命は預けられない」と近藤についていくことを決意。

第9位 第28回 「そして池田屋へ」
会津に援軍を求めるよう近藤に進言する山南、自分たちだけで戦いたいと主張する土方。「戦の前から負けたときのことを考えてどうする?」という土方に対して、「あらゆることに備えて策を練っておくのが軍議ではないか!」と声を荒げる山南。その迫力に驚いた沖田が「山南さんも怒鳴ることあるんだ…」と一言。「普段物静かな人を怒らせると怖いのよ」シリーズ?

第8位 第7回 「祝四代目襲名」
四代目襲名披露のための野試合。沖田が山南から一本を奪い、かつての雪辱を晴らして会心の笑み。山南の「してやられた!」という一瞬の目の演技がグッド。沖田の成長を喜んでいるかのような。
その夜の府中の旅籠での宴会。芸者相手に唄を歌う永倉、髑髏の絵を描く近藤、そして小難しい政治向きの話をして女に席を替わられてしまう山南。私でよかったらいくらでもお付き合いしまーす!

第7位 第4回 「天地ひっくり返る」
坂本龍馬の紹介で試衛館を訪ねた山南だが、道場破りに間違えられる。帰りかけた山南(←北辰一刀流免許皆伝)を、道場の宣伝になると考えた土方が挑発。山南は塾頭の沖田に勝利するが、近藤には敗れる。立ち合い後の酒席で、山南がわざと負けたのではと疑う近藤に対し、「負けてみないと強さはわからない」と山南。その言い方が気に入らない土方。とにかく登場シーンが多くて感激でした!

第6位 第20回 「鴨を酔わすな」
土方の指示で山南、沖田、藤堂、斎藤は壬生村・八木家に残り、新たな隊士を募集。河合耆三郎と松原忠司が志願してくる。いったんは不採用となった河合だが、前川邸の間取りと隊士数にからめた計算問題に即答し採用となる。山南の「採用です!」の間合いが絶妙。松原に負けて面目なさそうな斎藤の表情もなかなかよい。

第5位 第13回 「芹沢鴨、爆発」
各部屋にテキパキと人数を割り振る山南。六番組小頭・村上俊五郎が足を冷やすための水を汲んで来いと命令するが、きっぱりと拒否してにらみ合いになる。口元にかすかな笑みは残しつつも、一触即発の緊迫したムードに。普段は温和で礼儀正しい山南だが、筋が通らないことは決して曲げない強さが感じられる。土方のナイス・アシストで対決は未遂に終わる。

第4位 第25回 「新選組誕生」
前半のハイライト、芹沢暗殺。土方と沖田は芹沢と、山南と原田は庭で平間、平山らと斬り合う。山南は初めに平間を逃がし、続いて平山も同様に逃がそうとする。が、平山には逆に斬りつけられそうになり、原田に危いところを救われる。とどめを刺すのをためらう表情、驚いて振り返ったときの表情、呆然と立ちつくす表情…。雨に打たれた髪がほつれ、何ともいえない色気が漂う名シーン。

第3位 第31回 「江戸へ帰る」
お多福でおすずの汁粉代を立て替える山南(7杯=112文)。「うちに惚れたん?」と聞かれてはにかみ、沖田と前に何を話していたのか忘れる。その後の女郎屋「浮船」でのおすず(明里)とのやりとりも漫才(ボケ同士?)のようでほほえましい。
屯所に帰ると、山南の留守中に切腹させられた葛山武八郎の亡骸が。そこへ現れた土方を睨みつける目つきは、これまででもっとも怒りを露にした表情で、とても迫力があった。堺さんの演技の幅を感じさせる回でした。

第2位 第32回 「山南脱走」
新選組の中に居場所を失い虚しい思いを募らせていた山南は、「江戸に戻ってもう一度己の進むべき道を考えたい」と土方に暇を申し出るが却下される。
「浮船」で明里に八つ当たりし、「前に教えたことを全く覚えていないではないか!」と怒鳴るが、すぐに謝る山南。「何かやりたいことはないか」と訊かれ「富士山が見たい」と答える明里。
離脱を決心した山南は、近藤に「あなたの進む道は、あなた自身が決めるべきだ」と告げる。その後、永倉と原田に離脱の計画を打ち明け、協力を頼む。永倉と原田がニセの大喧嘩で注目を集める隙に、自分の荷物を持ち出そうとするが、斎藤に目撃される。「俺は他人のことには関心がない」と見逃す斎藤。屯所の門(「誠」の提灯かも)に向かって一礼。稽古中の沖田に気づき、励ましの声をかける。
翌朝、脱走に気づいた近藤、土方らが、沖田を追手に送り出す。道中を行く明里と山南の楽しげな姿。心から解放されたような自然な微笑みが胸を打つ(号泣)。

第1位 第33回 「友の死」
近藤の命令にしたがって山南を追う沖田。途中の茶屋で休憩する山南と明里。追手の沖田に気付き、自分から沖田に声をかける山南(このときの、運命をすべて受け入れたかのような表情に、私はもっとも泣けました)。
京へ戻った山南に、近藤は断腸の思いで切腹を言い渡す。永倉と原田が猛反対し、他の隊士や八木家当主・源之丞らも山南の助命を嘆願する。土方はそうした声を抑え、あくまで法度にしたがって切腹させる道を選ぶ。山南は沖田に介錯をしてほしいと願い出る。
刻々と切腹のときが迫るなか、ひとり人静かに書をしたためる山南。見張りの島田に土方が呼んでいると嘘をつき、山南を逃がそうとする永倉と原田。永倉には近藤を見守ることを、原田にはその持ち前の明るさで隊を救ってほしいと後事を託す。島田をだまし、山南の好物を運ぶ井上。切腹の前だから目で楽しむという山南。握り飯の包みだけを返す。
訪ねてきた明里に会う山南。いっしょに丹波に行こうと言う明里に、丹波に迎えに行くと約束をする。
切腹が執り行われる部屋に集まる幹部たち(近藤、土方、伊東、井上、永倉、原田、斎藤、武田)。
浅葱色の裃に着替えた山南。出窓の格子ごしに菜の花を渡す明里。付き添いの山崎に明里のことを頼む山南。実は切腹に気づいていた明里が涙をこらえて立ち去る(山南を悲しませないための嘘に泣けました)。
切腹の刻限の前に、ひとり山南に会いに行く土方。「悔やむことはない」と告げる山南。
山南の切腹を見守る一同、山南が沖田に声をかけた後、沖田の介錯。
縁側に無言で座る近藤と土方。山南を偲んだ一首を詠む伊東に怒鳴る近藤。泣き崩れる土方と近藤。子どものような泣き顔でした(もらい泣き)。

| 新選組! | 15時49分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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