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スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ

昨日、神保町シアターにて『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』〈日本語吹替え版〉を観てきました。全て本人によるアテレコ(タランティーノを除く)で、わざわざ声優ふうの吹き替えっぽいしゃべり方になっていると聞き、これは絶対に観なければと。想像していたほどの声優っぽさ、わざとらしさはなかったものの、言葉の意味がストレートに伝わる分、笑いの部分がより強調された印象。堺さんのセリフにも、思わず何度か吹き出しそうになりました。
20070923161740.jpg

今回は、ブログを通じて知り合った堺ファンの先輩とジャッキーの3人で鑑賞。休日の昼間にもかかわらず、観客数は私たちを含めて十人程度。ジャンゴ応援団としては、せめてこの倍は入ってほしいところです。まあ、わざわざ神保町まで日本語バージョンを観に来るのは、よっぽどのもの好きか、コアなファンだけでしょうけど。
昨夜のSmaSTATION(←スマムービー参照)の月イチゴローで、『HERO』に次いで2位にランクインされていたので、願わくばこれをきっかけに観客動員数が増えんことを。吾郎ちゃんも言っていたように、確かにデートムービーには不向きかもしれませんが、頭を空っぽにして楽しめる映画ですし、いつもと違った魅力を見せるキャスト、映像の美しさ、衣装デザインの見事さなど、見どころのたくさんある映画ですので。


さて、神保町シアターでつい衝動買いしてしまったのが、しりあがり寿さんによってコミック化された『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(上)』。帯には「あまりにも似てないと、役者の皆さんから非難囂々!」の文字が(笑)。しりあがりさん独特のユニークなタッチで描かれていて、重盛もお世辞にも似ているとは言い難いのですが、『ヘンリー6世』の読み合わせをする清盛と重盛の絵だけは、微妙に雰囲気が出ていて笑えました。
DSC03095.jpg

ジャッキーの情報によると、上記のマンガの連載(ビッグコミック スペリオール)は、大変なことになっているとか。重盛が死に、ガンマンが山頂近くの山小屋で治療を受けるところまできて、次号からいきなり話がスピンオフするらしい。映画が封切りされたので、ただストーリーをなぞっても仕方がないというのがその理由のようです。頭をつるつるにされ、耳までそがれたガンマンの行く末やいかに…。

以下、ネタバレあり。

2007年9月15日公開/日本/カラー/121分/PG-12
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:三池崇史
脚本:NAKA雅MURA 三池崇史
主題歌:北島三郎
出演:伊藤英明 佐藤浩市 伊勢谷友介 安藤政信 石橋貴明 木村佳乃 香川照之 桃井かおり 堺雅人 田中要次 石橋蓮司 塩見三省 小栗旬 クエンティン・タランティーノ 松重豊 香取慎吾ほか

作品に対するコメント
堺さんがインタビューでおっしゃっていたように、童心を忘れない役者さんたちが、バカバカしい設定を大真面目にノリノリで演じているのが伝わってくるような映画です。映画としての完成度は高く、決して安っぽい印象はありません。“キャラ立ち”しているというのでしょうか、登場人物一人ひとりの個性が丁寧に描かれているのもよかったと思います。
ただ、残虐で暴力的なシーンが頻繁に出てくるので、タランティーノ的な作品が苦手な人にはおすすめできません。こういうノリの映画は好きな私ですが、正直言って残虐シーンは得意ではないので、真剣白刃取りとボウガンが胸を射抜くシーンは薄目でやり過ごしつつ、全体としては和洋さまざまぶちこんだスキヤキ鍋をとても美味しくいただいたという感じです。
個人的に突っ込みを入れたい箇所をいくつか。塩見さん、ネイティブ・アメリカン似合いすぎ。アキラって黒澤じゃなくて大友ですか。ジャンゴって最後にガンマンが名乗る名前じゃなかったの。

堺さんのみどころ
・平清盛(佐藤浩市)率いるむさくるしい赤組の男どものなかで、唯一可憐な佇まいを見せるのが堺さん演じる重盛。一人だけ色白の人が混じっているなあという感じで、集団の中にいても目立つんですよ。暴君・清盛からひどい仕打ちを受け、ときには心の中で舌打ちしながらも、結局は清盛に献身的についていく、健気で愛くるしい存在。
・前髪の赤いメッシュ、首に巻いている赤いリング状のマフラーが重盛のトレードマーク。デニムのインナーの上に鯉と桜の刺繍の入った粋なスカジャンを羽織っていて、登場人物の中でも一、二を争うスタイリッシュな着こなし(あくまでも私の主観ですが)。
・平家と源氏の初めての対決シーン。弁慶(石橋貴明)のライフルが平宗盛(田中要次)の腹に風穴を空け、与一(安藤政信)のボウガンがその穴を通り抜けて、さらに平家の部下を射る。清盛は重盛の背後にまわり、「おめえ、もっと太んなきゃな」(日本語吹替え版)。敵の銃弾の盾にされていることに気づいた重盛の「エッ…!?」は、確実に日本語でしたね。
・平家アジトにて。とうもろこしをかじる清盛。それを見つめる部下たちの腹の虫が鳴る。重盛は足の指をいじっている。清盛は『ヘンリー6世』を取り出し、「今日から俺はヘンリーだ!」と宣言。その場の空気を読めない重盛はけたたましい声で笑い出す。清盛にボコボコにされ、「OK、ボス。今日からあなたはヘンリーだ」。
・再び平家アジトにて。保安官(香川照之)の帰りを待つ間、『ヘンリー6世』の読み合わせをする清盛と重盛。清盛の芝居がかったオーバーな読み方と重盛の完全なる棒読みの対比が面白い。とくに日本語吹替え版の棒読みぶりは必見。
・ここからは馬に乗って颯爽と山道を駆け抜ける重盛様を堪能できます。風にあおられてオデコ丸出しなのはご愛嬌。
・源氏の幌牛車にダイナマイトをばら撒かれ、平家騎馬隊はしだいに劣勢に。怖気づいて逃げ出そうとする部下たち。「重盛、行けぇーッ!」という清盛の命令に一瞬ためらいながらも、すぐに意を決し、雄叫びを上げて源氏に向かっていく重盛。このときの表情がキレた感じでイイ。
・運良くガトリング銃を手に入れたものの、義経(伊勢谷友介)に狙い撃ちされる清盛。重盛が馬に乗って助けに駆けつける。日本語吹き替え版では、ここで「ヘンリー様~!」「重(しげ)ちゃ~ん!」(爆笑)。清盛を引き上げ、その場を去ろうとするが、背中や腕に次々と被弾。つかんでいた清盛の服を破りながら落馬。口を血で真っ赤に染めながらの壮絶な最期(黒沖田の再来?)。

| スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ | 16時20分 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

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| | 2007/09/24 21:55 | | ≫ EDIT















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