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若山牧水をめぐる旅Ⅱ その2(牧水研究会講演会)

宮崎旅行2日目。後から宮崎入りした遠征組の友人たち、昨日も一緒だった現地の友人と合流して、昼食は念願のおくのうどんへ。お店のつくりは簡素ながら、テーブル席と座敷席があって店内はかなり広め。私はゴボウ天うどんを注文しましたが、なんと270円! メニューの大半が300円以下という大変リーズナブルなお値段でした。朝食をうっかり食べすぎてしまったため(宮崎観光ホテルの朝食は最高です!)、後半ちょっと苦しくなりましたが(;´▽`A``しっかり完食。麺がやわらかくさっぱりとしていて美味しかったです。お客さんの出入りがひっきりなしで、地元の人気店というのも十分納得でした。


さて、午後からは今回の旅の主目的である「牧水研究会」5周年講演会「若山牧水はいま新しい!!」に参加。講演Ⅰ部の上田博先生のパートは、『若山牧水歌集』(伊藤一彦編、2004年、岩波文庫)と第十四歌集『山桜の歌』(大正12年5月、新潮社)から選んだ牧水の短歌を一首一首細かく鑑賞、解釈を施す内容でした。取り上げられた短歌もその解釈も、一般的なものとは異なり、上田先生のオリジナリティに満ちていて、非常に興味を惹かれました。
講演Ⅱ部の伊藤先生のパートでは、『ぼく、牧水!』から主要な部分を取り上げ、その部分を声に出して読みつつ、解説を加えるという内容でしたが、堺さんに関するエピソードもところどころに織り交ぜてくださり。高校時代の堺さんについては、「意見を言う」「目立つ」「ファンもかなりいた」「伝説的な指揮者の話がある(詳しくはおっしゃらず)」「成績は良いがガリ勉ではなかった」など。また『ぼく、牧水!』にも載っている、有名な伊藤先生への質問のエピソードも紹介されました。伊藤先生がその問いに答えられないと(高校時代の)堺さんは安心して帰っていったという・・・(笑)。
『ぼく、牧水!』という書名については、他に「まろびながら生きる」などの候補もあったようですが、堺さんご自身が「ぼく、牧水!」を強く推されたとか。その効果もあって、なんと現在4刷にまでなっているそうです。ちなみに、この本の仕事で堺さんが宮崎に到着されたとき、「1時間だけください」と言って向かった先は先祖代々のお墓であったと、まずお墓参りをしてからこの本の対談を始めたというエピソードも紹介されていました。
伊藤先生の講演はまったく飽きることがなく、興味を掻き立てられたポイントがいくつもあったのですが、とくに印象に残っているのは「牧水の強さ」について。「まろびながら生きる」という言葉のように、牧水はまろぶ、転ぶ、バランスを崩すことを前提として生きている。別の言い方をすれば、牧水自身はどっしりとしていて“まろぶ”自分を客観化して見ている。失敗や挫折を受け止める力がある。そこに牧水の強さがあるのではないか。また、一目惚れした女性に、過去の女性とのこまごました出来事を洗いざらい話し、「こんな私にはあなたが必要だ」と訴え、助けを求める。そんな「甘え、すり寄る才能」も牧水の強さの一つではないか・・・という辺りが非常に面白かったです。今回の講演を聴いて、人間・牧水のイメージが、より一層自分の中でしっかりと像を結んだような気がします。(その3に続く)

ゴボウ天うどん
おくのうどんのゴボウ天うどん

伊藤先生
ご講演中の伊藤先生

克弘さんのお花
堺克弘さんから伊藤先生に贈られたお花

| その他 | 01時36分 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

宮崎日記、読みごたえがありますね。
えんみちさんの観察眼にはいつもながら敬服いたします。初日の牧水歌碑祭のこと、地元にいながら全く知りませんでした。昭和10年からずっと続けていたとは…。延岡市は戦時中、空襲も激しかったはずです。
福島県いわき市から内藤の御殿様がたくさん家来を連れて来たでしょうから、延岡というところは九州の中の小さな東北という気がします。私も祖父が福島県人ですから不思議な縁を感じながらえんみちさんと歌碑祭に参加させて頂きました。まだ宮城には安否確認できていない恩人もいますが、あえて参加しなければいけない、そんな気持ちでした。
会場入り口で、甘酒をほんの一口頂いて、顔がほてり心臓がバクバクしていましたが全員で黙祷を捧げた時、2011年3月に自分が宮崎で生きている意味を考えました。

夕方の坪谷は雨がちょうどあがったばかりで、空気がしっとりしていましたね。初めて宮崎に来られた岡山のM先生と、2度目のえんみちさんの為に坪谷の山々はすばらしい雲海をみせてくれました。私達以外に誰もいない…。忘れられない静かなひととき。

翌日は遠征組の皆様と牧研講演会に。会場の宮日会館も初めて訪れる場所。宮崎に住んでて本当に知らないことばかり。

| 青海 | 2011/03/28 21:10 | URL | ≫ EDIT

>青海さま
宮崎では本当にありがとうございました。
何から何までお世話になってしまい、お礼の言いようがありません(汗)。
それにしても、延岡藩主の内藤政樹公が福島・いわきから入封したこと、またその関係で延岡がいわきと“兄弟都市”であるということなど、不思議な縁を感じました(夫の実家があり、両親が住んでいます)。また、延岡市が今回の震災で多大な被害を受けたいわき市のために救援物資や義援金などを積極的に募集してくださっているところも目の当たりにし、本当にうれしく感謝の思いでいっぱいになりました。
雨上がりの坪谷は本当に雰囲気があって素敵でしたね~☆
私一人だったら、絶対に一番上までは登らなかったと思います(^ー^;)ゞ
あそこまで連れていってくださって本当に感謝です。

| えんみち | 2011/03/29 00:00 | URL | ≫ EDIT















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